【ヘッドスパ】リラックス,その前に。

HEAD SPA

美容室の居心地

今でこそ美容師ですが、昔は美容室が苦手でした。

 

どうしても髪型が思い通りにならないのは毎回だったし、

シャンプーがやたらとくすぐったいとか、

椅子に座ったら最後、髪を切り終わるまで自分の意思で動くことができないところとか。

 

学生の時の私にとって美容室というのはどうも居心地の悪いところでした。

 

なので、私がいつも心がけていることは、ご来店からお帰りまで、不快な思いをさせないこと!

ゆっくりリラックスしていってください、新しいヘアスタイルで気分を上げていきましょう、なんてことを表向きには打ち出すことが多いですが、それ以前にわたしの場合は、お客様が「不快だな・・・」と思うことを片っ端から潰す、ということを意識しています。

あれやこれや、気をつけていること

美容室は直接お客様の髪や肌に触れるので、手の使い方や力加減はとても重要。シャンプー中に頭の上げ下げをガンガンされたりしたらとても不快です。

 

コームやブラシを使う時も、頭皮に強くヒットしない様にやさしく、やさしく。

カラーやパーマの液体が頭皮につく感覚も気持ちのいいものではありません。手早く終えてあげられるよう、無駄のないスピーディな仕事が求められます。

 

数え出したらキリがないあれやこれやに気をつけつつ、座りっぱなしのお客様から常に動きを見られていることも意識して、美しい姿勢や所作も必要になってきます。ものを雑に扱ったりダラダラと歩く姿は見ていて気持ちの良いものではありません。

技術職とサービス業、どちらも気を抜けない美容業。素敵なお仕事と認識しつつも、なかなかハードだったりします・・・。

ある言葉との出会い

ちなみに、わたしが美容師になりたての頃に出会った言葉で、とても印象的な言葉がありました。

 

「ありがとうと言われない仕事をしなさい」

 

とあるメイクアップアーティストさんの言葉です。

 

美容師からあれこれとサービスしてもらったらお客様は「こんなにしてもらって嬉しい」と思う反面、中には少し重たく感じたり、なんだか悪いな、と恐縮してしまう方も・・・

 

 

お客様が気づかないくらいのさりげなさで心を配り、店を出る頃には「ああ、なんだかいい時間だったな。またお願いしたいな」と思っていただけることが真のサービスである、といった内容だったと記憶しています。

 

当時のわたしはとても感銘を受けて、40を超えた今でも、仕事中はいつもこの言葉が頭のなかに鎮座しているような感覚でいます。

お客様がいま本当は何が嬉しくて何が嫌なのか、本当は何がどうなったらより心地よいと感じるのか・・・。あたかも万引きGメンのように、さりげなくもピシッと目を光らせています♪

満足できるヘッドスパとは

ヘッドスパセラピストとしては、まずは不快な思いを一切させない、というその先に本当のリラクゼーションがあると思っています。

 

空間の心地よさ、お湯の温かさ、マッサージでほぐれる感覚・・・。

 

土台がしっかりあるからこそ、リラクゼーションヘッドスパを受けていただくお客様にはその全てを受け取っていただけるのではないかな、と思っています。

 

見過ごしてしまうような小さなことにもこだわれるスパニストでありたい。

 

わたしの地味なこだわりです^^

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